GWショップチャンピオンシップ予選  2003/12/28
RICHI さん 
■使用デッキ:緑中焼水 
■闇Sガンダム戦記

時は西暦2003年12月X日。
前日にネオジオン破滅侵攻に敗れたRICHIは、ジオンのシャアを擁立し、日曜日の飴鳥制覇を企んでいた。
しかし、時を同じくしてカルト戦域で激突するはずだったKAKIエゥーゴ軍と漁火連邦政府が一転して、飴鳥戦線へ降下。
そして、焦りを隠せないRICHIの背後には、黒い波動を白い鎌に持ちかえた、ジオン支持する偉大なる指揮者が、嘲笑うかのように待ち受けるのであった。

後世、人はこれをキャンディバード紛争と呼ぶ(呼ばない)

■2回戦、水中の破壊神VS陸の死神

1デュエル目、こちらゾックドローが展開する中、闇Rさんの速い犬を牽制するのが黒三オペ。実際に相手に張られてみると、鼻先に突き付けられた拳みたいで、序盤は嫌なものです。
かえして、闇Rさんの4ターン目に緑Gセット、さらには死神の登場で緊張が走りますが、先行の殴りの利が効いて展開勝ち。仮にPSすら水効果プラス焼くの発想がえらいです。

2デュエル目、サイドから1枚ガトーイン。しかし、これがもろ裏目。自力でサーチ能力のないデッキだけに、Gが止まると足を怪我したチーターのようなもの。手札にガトー、震える山、場に黒三オペ一枚あり、白犬に首筋を食い付かれながら粘るも、最後はランバ猛襲、死神デュオ登場で投降。正直言って、ただ躱せばいい白単より手強いです、白緑。

3デュエル目、サイドから制圧3枚イン。こちらも本気のサイド。
なんせ闇Rさんの手札に焼きが入れば、死神種キラの時点で打つ手なし。思ったよりいいデッキですぞぉ。
見所は4ターン目、闇Rさんの場に4G目が張られたところ。
こちらは2Gでつまるも、最後にゾックドローが効いて、手札には1Gに制圧、そしてシャズゴ。
闇Rさんの事だから、このターンにデスサイズを出して、換装ブロック用にターン終了するな、とこちら読み。
ならば、こちらは制圧作戦を撃ち、換装コストを防いで突撃すれば、最悪マルチプルでもヘルの命は獲れるし、気が付かれなければデスサイズを獲れる。
俺の目が悪へと変わる瞬間です。
ところが、ここで闇Rさんはデスサイズ換装ヘルリロール!!
これでターン終了と言われればこちらに打つ手なし。
焼きが豊富だからと言って、すぐの66ユニットを焼ける程の力などはないのです。
場が長引けばユニット力の差で不利になるのは明白。
冷や汗がたらり。
しかし、2戦目のデュエルの長引きが闇Rさんの集中力をかき乱したのでしょう。
ヘルはそのまま地球に突撃で実はこれが裏目に。
仕事の合間のお休みを潰している分、闇Rさんはデュエルに対する疲労度も高いのですよ。
返し3Gのシャズゴが展開を決めてしまいました。
しかし、中盤はこちらがひやひやものの展開。
戦いなど慣れなので、さらなる道を極められれば、決してロマンなどではありません、白緑。
まだまだ発展の余地ありです、闇R総統。

■戦いの終幕

闇R総統の白い機体を貫いた時、
水中の赤い悪魔に乗るRICHIに最後に手向けられた言葉が、「私の屍を越えてゆけ!!」だった。

3回戦、黒重の統制誘爆に苦戦するものの辛勝。

4回戦の国葬(使える)背水ウィニーをねじ伏せ、4回戦全勝でなんとか大会も終了。

結果は・・・オポーネント差で2位(ぐはぁ)
2位なら、最下位もいっしょぢゃん。

闇R総統、やはりあなたは偉大だった。
今から、俺もあなたの元へ行きますゆえ。
撃墜されて消えゆく意識の中、 飴鳥の机上につっ伏せたRICHIは、最期にKAKIさんと漁火先生の直接対決が見たかったと呟き、
その2003年の幕を閉じるのであった、

FIN。

皆様、す、すんませんでしたぁ(涙)

■■結果■■
4勝0敗   2位
■■デッキ■■

『緑中焼水』