2003年度・グランドトーナメント予選 |
2004/03/27 |
RICHI さん
|
■使用デッキ:「青紫現地徴用G-3」
|
■GTへの挑戦 |
GT出場及び観戦レポをここに綴るにあたり、東京で数々の皆様にお世話になったことをここに報告とし、お礼をレポートにてかえさせて頂きます。
シンさん、チトセさん、ケンさん、忍さん、本当にありがとうこざいました。
3月26日、シンさんのお導きにより東京の地に舞い降りた俺は、シンさんの教えに従い、T中さんの構築デッキをシンさんに仕様にした、青紫現徴で大会参加を決意。
錦糸町の忍さん(男前の暖かい兄貴?ですぜ)のお店、ZEROを舞台に短期間の調整が始まった。
シンさんとの猛特訓の中、仕事終わりのちとせさんのお力までもお借りして、なんとか卵レベルの俺をひよこから鶏レベルにして頂きました。
明日はCS慣れした龍虎のような猛者たちと勝負です。
て、鶏と龍虎では、はなから勝ち目ないでのでは(汗)
なあに、こちらは頭脳陣のすごさで勝負ですよ(燃!!) |
■忍さんのフルバ 〜 1回戦 VS黒単重速 ○×○ |
緊張でいっぱいの一回戦。でも、お相手のアベさんがいい人で、少し緊張もほぐれます。
1デュエル目、相手Gが止まる中、確実にフルバが起動して殴り勝ち。
フルバ一枚は忍さんに格安で回して頂いたもの。そんじょそこらのフルバとは一味も二味も違うのですよ。
2デュエル目は相手野心はるも、忍さんのフルバがリロールし、一撃に成功。
しかし、なんとしても野心を割りたい状況に、何を考えたのか現徴でケリィを引っ張りたいとでも思ったのでせう。
緑国力で残党Gコスト発声って、手札にゲモンあるぢゃん。なにしてんだ俺。
無念の巻き戻しも通らず(当たり前)返しのターンでヤザンブラビを決められ、野心を割る機会を逃してしまいました。
結果、ゴトタンまで吹いて無念の敗北。自分自身の馬鹿さかげんに、全身から汗がでます。
もはやこんな雑魚は終わったなあ。
3デュエル目、そんなアホぅにも、優しく味方してくれたのが忍さんのフルバーニアン。
先行一撃で落とした4ダメージが、実は黒G2枚中立G1枚野心。
V2にカミーユまで乗って勝ち。
ミスだらけの足元を忍さんにすくわれた気持ちになって、涙が出そうになりました。
|
■V2カミーユ 〜 2回戦 VSモルゲン黒重 ×〇〇 |
KAKIさんも一回戦突破。
フルバに救われた俺も、シンさんのお言葉、「デッキ水準で他に負けるデッキではない」に勇気づけられ、いざ2回戦。
二回戦目は黒重再び。
しかも、試作量産型ハイザックやモルゲンGをクッションに使う曲者黒単です。
1デュエル目、相手先行で頼もしそうに1ドローハイザックプレイ。
実はこの打点が後にひびいてヤザンブラビ、ゴトラタンと力に押し切られて逆転できず負け。
しかしシンさんやチトセさんの教えの前にただ黒に負けるデッキではありませんよ。
相手見事に回るGと野心を全て台無しにできるのはV2とサイドから二枚目のカミーユ。
V2の4ターン目リロールイン打撃で野心のマイナステキストを起動した後、野心を割れば、カードアドバンテージは断然有利に。
現徴でカミーユ拾い、殴り勝ち。
3デュエル目も現徴フルバ、カミーユ、ケリィ、ゲモンなどで勝ち。
途中内部分裂や統制などを食らいましたが、回ると手が付けられないです、本当。
相手の方はV2に泣いておられました。
|
■チキン・ミス 〜 3回戦 VSプロガン青中 ×× |
相手は気合いの入ったテンション高い青年。仮想敵青中。デッキ能力は対等だけに、勝ちたい相手です。
ところが1デュエル目、こちらマリガン後の2Gスタートがほぼ動かず。
相手の二機のプロガンにDBアムロが猛威を奮う中、政治特権ですら動かない場の3G。
1本目負けです。
2デュエル目、こちら先手G3アムロ、換装ハイパーハンマーまで成功して、相手のV2を撃破。
しかし、相手も合間を張ってからハンマー、ロンビ、プロトと着々と駒を並べます。
問題のターン、こちらクワトロ4弾Z、ハンマーアムロ、敵から奪ったゲモンV2、手札にコア・ファイター1枚。
相手は寝ているプロトに起きてるハンマー、ロンビ、コア・ファイター、合い間。残り本国8枚。
断然有利の状況下。
しかし、相手の態度に余裕があり、なにかあるなぁと思わせる。
この状況、正解は普通にZハンマーで高機動アタックでしょうね。
ロンビが来てもハンマーがいる限り万全。
返しのロンビはV2で止めればいい。
合い間がフェイクなら、次ターン前夜撃てても手札ダンプですし。
果敢なプレイヤーなら、合間まで割りにいくかもしれません。
しかし、ここで俺の悪い癖が出てしまいます。
焦りが考えすぎいつながり、一休や再会母よなどを相手手札に想像。
それとロンビカウンターを意識しすぎて、なぜかZを残してハンマーアムロだけで様子見する愚挙に。
明らかにミスとわかる5点ダメージ。
相手は通して返しのターン、12弾アムロでまずこちらのアムロを廃棄したあと(おそらく8ダメージなら、このアムロを捨てて回復した模様)、決戦前夜。
そのあとヘリオポリスG廃棄して、二枚目のロンビーを引く。
チキン・ミスしたプレイヤーに戦いの神の処断は厳しいです。
その後はこちら密約ドローを含め、負けるまでのターン、俺はGしか引きませんでした。
手札が6枚のGで満ちる中、自分にこのデッキを使う資格はないなぁ、と思いました。
|
■4回戦 VS赤単海賊 ×○○ |
3回戦に敗北した俺も、口では次に頑張ればとはいうものの、KAKIさんの気持ちもよくわかります。自分のミスや回らない事で会に負けた時のつらさや、俺などはご迷惑をおかけした方々への申し訳なさが先にたち、気落ちしてしまいますよね。
しかし、このあとも戦いはまだ続くのです。楽しむ気持ちを失わず頑張りませう。
4回戦、VS赤単海賊
なんと対戦相手は遊戯で末かねさんと仲のよかった関西の少年。今も関西ではGW公認でしばしあったりします。
見知らぬ土地で偶然旧友と出会ったような気持ちになって、落ち込む気持ちも少し和んだ感じ。
話を聞けば、お兄さんは青中で参加、なら彼はふだん通りの赤単サイコミュか?
内部調査、サラサ、密約。相手は使い慣れた赤単の普段の動き通り。
4ターン目、コア・ファイター出た時点で海賊と判明。
序盤に手痛く殴られるも、フルバにハンマーアムロで逆襲です。
こんままねじ伏せ押し切りと思いきや、いいところでハンマー転向、バビロン。
そのあとV2も引けずに負けです。やはり赤のサラサはいい動きをします。
2デュエル目は具現化インで応酬。
当然のバウンス転向対策にて、具現化後はユニット力で海賊をねじ伏せた後、最後はバビロンをゲモンV2で割って勝ち。
3デュエル目は拮抗した戦いに。
こちら、G3、V2までつなぐも、それに対して血の宿命を返され、海賊も2機並んでこちらも苦しい。
しかし相手もこちらの換装ハンマーに苦しみ、お互いが本国をぎりぎりまで減らす状況に。
しかし相手には切り札がいて危険。ずはりサンバスターですね。
1ドローの末、相手の残り本国が残り一枚、
こちらは一撃食らえば負けの状況となった時、相手の場には6枚のGがならび、いよいよ決戦の時が来ます。
相手はX1に3バスタ。
こちらはハンマーにV2、そして寝ているG3です。
当然こちらから動いたら負け。
そして手札に一枚のコア・ファイター。ジャンクにも一枚。
しかし、マルチプルに二度目のカットはありません。じっとサンバスターの動きを見ないと負けです。
相手はハンマー機の出撃を嫌がり、防御ステップの規定前、サンバスターのマルチプル。こちらはこの時点で初めて勝機あり。
もし、規定の効果後であれば負けていたでしょうね。
カットでまずX1をマルチプルでとめたあと、あとはコア・ファイタープレイ、3バスターブロック。
いい勝負でした。
|
■最終デュエル 〜 5回戦 VS茶単バルチャー ×○× |
いよいよ最終戦が始まり、やれやれ、では中団の席に行こうかなと思いきや、呼ばれてみると8番席!!(実際の順位は12位くらいだそうです)理由もわからず待っていると、混戦模様で1敗ラインでもまだ突破の目があるとMCの方が。
まだわずかにも突破の可能性がある。
そう聞くだけで気持ちもたかぶり、手にも汗をかいてきます。
そして、その時なんと賢さんが応援に来てくださいました!?本当にありがとうございました。
5回戦、茶単バルチャー
相手プレイヤーは引き分け含め負けなしの強者。
おとなしそうな顔をしている方ですが、知己に長けた戦いをしそうです。
タイプでいうとグラブロさんかな。かわしのうまい人は苦手なんですよね。
1デュエル目、相手道具、海水浴からエア・マスター、デストロイまで理想の回り。さすがに動きに無駄がない。
序盤そのユニットに叩かれてこちら苦しいも、なんとか現地徴用からG3までつないで逆転の目を残します。
しかし本国をしこたま叩かれ、相手の自在の換装ユニットに焦りを覚えた俺は、中盤で勇足の手札全部を使いきる無謀な震える山!!
貯めたチプルをも全弾使いきるも、相手にとどめを差す決定打にならず。
後半エア・マスターを展開され、バーストの壁が恐くてその壁すら抜けず。
さらにはクワトロをエニルにさらわれ、致命傷に。
最後は残り本国二枚から、1コスト緑発生、偶機の震える山シュートを目論むも、手札を増やすネタを現徴にかける始末。
結局キャラを引く事はできず、負けました。
今思えば、いくらでも攻める手段はありましたよね。
勇気と知恵の足らない自分のレベルの底を知りました。
しかし、闇S魂にあきらめなどないのですよ。
ヘタでも自分なりのプレイをしよう。そう思うだけで、体のなかの血がたぎります。
2デュエル目、相手コルレルやエア・マスターを展開する中、こちらはコア・ファイターでブロックしたりすると、たちまち中立Gを廃棄してバルチャーで回収したり。
うまいのだけど、力でガツンとこない相手にいらいらします。
いらいらが募る事でユニットが呼応し始めたのか、G3、フルバが起動しだして邪魔なコルレルなどを震える山で一掃。
バァッドや中立Gなど相手にならぬとばかりに攻め立て、2本目は勝利です。
最終戦、相手先行でお互いGを重ねる中で、こちらは渾身のハンマーアムロでリロールイン。
相手はさらにGを重ねるもユニットはだせず。こちらはさらに現地徴用を回してG3もプレイ。
戦局は圧倒的優位。このまま押し切って勝つ!!体内のアドレナリンが沸騰する思いです。
しかし、悲劇はそこから始まりました。
相手はそのターンに逆転要素のないバァッドプレイ。
この時、相手が何が仕掛けてくるかはすぐ理解できました。
攻撃ステップ、破滅の終幕!!
いきなり頭から冷水をかぶせられた感じ。
すべてが無に帰したあとの展開ほど厳しいものはないですよね。嫌な冷や汗が心の中をつたいます。
あとはジャンクに落ちた、あれ頼みか・・・
ここからこちらのドロー、コアファイター、V2、ジオン残党G、でようやく1Gセット。
コアファイター、密約、政治特権、で動けず。
その間までに相手はG、G、発掘道具プレイ、道具起動してまたGプレイ(1ターンに二度Gをプレイしたようにも見えたが抗議通らず)、G、エアマスター、海水浴、コルレル。この時点で誰もが彼の勝利と俺の敗北を信じて疑わなかったでしょう。
だけどこんな終わり方はしたくない。
気持ち激昂の中、青Gを引き、まずは手痛いコルレルの打点をコアファイターで止めます。
それでもこちら残り本国10枚程度。後はこちらに何ができるのか。
返して1ドローは残党G。
セットして、赤発生、密約プレイ。そのドローで残党Gと青Gを引いて、意を決します。
残りの残党Gでさらに1コスト緑発生。手札を一枚捨て、
防御ステップ配備エリアに震える山!?
残党Gと政治特権を捨て、エアマスターとコルレルを粉砕です。
偶機の逆転を見せた次のターン。4G目をセットしてV2換装で逆襲だ!!と思い、ふっと手札をみると、
なぜか肝心の青Gがない!!
そして、捨ててもいないはずの青Gがジャンクにあるのです。
どうやら激昂が行きすぎて、勢い余って手札から落としたみたいです。
今までのプレミの数々、雑なプレイが全て波をうって返しにきたようで、俺はその事実に愕然としました。
もうこんなやつはゲームをする資格はない。
無言で机に手を突いたものの、さすがにサレンダーの声もでません。
あとは素出しで出たエアマスターバーストに次のターン殴られて終了でした。
GTは俺の腑甲斐なさを現わした、こんな情けない敗北で幕を閉じたのでした。
|
■■結果■■ |
3−2(7-7) |
■■デッキ■■ |
『青赤緑現徴G3』
4弾Z1
フルバ2
V2 3
コア3
ハンマー3
G3 3
10弾アムロ1
カミーユ1
クワトロ1
ゲモン1
ケリィ1
急ごし3
特権2
密約2
山1
光の翼1
現徴3
青G12
残党6
|
|
|
 |
 |
 |
 |
 |