ショップチャンピオンシップ予選 inタッキーズ  2004/02/15
闇あ〜る 
■使用デッキ: 黒 中 (T-3部隊.バージョン) 
■○ッキーズ侵攻作戦
Y.E.(Yummys暦)03年2月、
血のキャンディー・バードと呼ばれるYummysの悲劇から、早1ヶ月が過ぎようとしていた。
圧倒的不利な状況に陥りながらも、Yummysは地道なゲリラ戦を展開、
戦局は疲弊し、泥沼化の様相を呈していた。

混沌とした戦況を打開すべく、Yummys首脳部は再度、浪漫ニンゲンの実戦投入を決断する。
今度の戦場はポイント・○ッキーズ。
これまで、幾度となく侵攻作戦が実施されながらも、
○ッキーズの地にYummysの旗が掲げられた事は未だ一度もない。
現在のYummysに残された戦力は、リチガナン機関の浪漫ニンゲン部隊のみ。
もはやYummysは、浪漫にのみ、その生き残る道を見出すしかないというのだろうか。
■次期主力デッキの選択

今回の出撃に際し、浪漫ニンゲン1号こと闇あ〜るの為に用意された機体(デッキ)は全部で5つあった。
戦況は常に混沌とし、一定ではない。
その時、その時の環境を把握し、敵の戦力構成を読み、その場の判断で使用デッキを選択し決定すべし、
との指令が、密かに、Yummys上層部より闇あ〜るに下されていた。

用意されたデッキは、次の5つである。

1)嘘破滅
 サイドは捕獲FAZZとし、ウィニーへの耐性を高めたコンボデッキである。ハンデス系に脆く、また同系対決も厳しい。

2)黒三ウィニー
 速攻と妨害に特化した、ドクターC製作による黒三速攻をベースにしている。より早いウィニー系には少々分が悪い。

3)ハンデス型・黒中(T-3バージョン)
 低国力ユニットをアビゴルからヘイズルに変え、ウィニー耐性を高めている。サイドは9枚までがウィニー対策カードである。

4)赤単サイコミュ(NT試験型)
 リチガナン博士による、基本的な赤単サイコミュ。闇あ〜るのNT資質の有無にやや疑問が残る。

5)白単哀悼犬
 闇あ〜るによる、浪漫系自爆デッキ。計算上は、67%の確率で4ターン目にラゴゥが爆発する。

最も有力視されたデッキは、赤単サイコミュであった。
○ッキーズは、環境的にウィニーが決して少なくはない。
メインからウィニーに対抗出来得るデッキとして、赤単サイコミュは有効である。
ただ、ひとつ問題があるとすれば、
闇あ〜るは浪漫ニンゲンであって、強化人間ではない。
闇あ〜るがサイコミュデッキを扱えるのかどうかは、闇あ〜る自身が持つNTの素質によるものであり、
決して、浪漫でファンネルは飛ばせないのである。

○ッキーズは、いつもにも増して混戦模様であった。
定員12名の枠が、急きょ14名にまで広げられたほどである。
この混戦を制するデッキとは、何か?
闇あ〜るの浪漫頭脳が導き出した答えは、黒単中速・・・。
それは果たして、正しい選択だったのだろうか・・・・・・。

■1回戦 VS赤緑中速 ××
前回、黒茶VS黒重オリジンで勝たせてもらった方が相手。
偶然だろうけど毎回当たっているような気がする、と、闇あ〜るは妙な記憶力だけは良い。

1本目。ジャンケンに勝ち先攻。
やはり浪漫ニンゲンへの改造後は、明らかにジャンケンの勝率だけは上がっているようである。
3T目に野心を貼り、シンデレラ・フォウ。
相手の手札は、密約、ガトー、シーマ、G・・・
なるほど、赤緑ガーベラ駆け引き系か、と闇あ〜るは判断する。
ここは当然、密約を落とす。
が、次のターン、Gセットから今引いたサラサ>はい引いた密約、と相手が回転。
・・・これだから赤はイヤになる。
その後、お互い、微妙にユニット事故。
こちらはティタガンを持っていたけれどもタダ出しなんてもったいなくてできない。
野心でやたら引きまくるも、またティタガン。
出してみると転向される。
ガーベラが出て、シーマが乗って、転向ティタガンはシーマのエサに。
やぶれかぶれでティタガンを出し、報道戦争。
ヴァルヴァロやらガーベラやら、核に備えて集めていたらしい。
こっち3点、相手6点でしばし殴り合う。どうにも勝てない。
結局、そのままジリ貧になり、負け。

2本目、後攻。
今度は、野心こそ貼れないものの、ヘイズルが出て、4ターン目誘爆セット。
5ターン目、さてどうしたものか。
相手の場にはユニットなし。微妙にGが遅れている模様。
G破壊してヘイズル単体で殴り切れるものでもないか。野心もないし。
ここは待つべきだったのかもしれない。
しかし、何か焦りのようなモノがあったのだろう。
闇あ〜るはG破壊を強行。
・・・その後、ヘイズルでチクチク殴るも、こちら一向にGが引けず。
相手は順調にGを並べて内部調査まで貼ったりしている。
そのうち難なくガーベラが出て、またもやシーマが乗る。
3点対6点の殴り合い、再び・・・。
勝てるワケない。

相性の悪いデッキタイプではなかったはずである。
闇あ〜るのプレイングのマズさが露呈した結果となった。
■2回戦 VS青赤V2+Rジャジャ ○××

2回戦も、何度か顔を合わせた事のある方。
いつも何やらこだわりのありそうなデッキを使っているカンジ。

1本目、またジャンケンに勝ち、先攻。イヤな予感。
が、
問題なく回り、4T目に相手の2枚しかないGの1枚を覇道、
さらに5T目にも覇道。
覇道勝ちである。

2本目、サイドはウィニー対策のみなので交換するものはない。
唯一の赤対策がジャミトフ閣下だが、抜くカードがないので、そのまま。

相手がまっすぐGを並べると後攻では追いつかない場合が多い、のか。
覇道も、誘爆も、間に合わず。
しかも微妙にユニットが引けず。
Rジャジャ1機に、場を蹂躙されてしまう。
後手に回ると、その時点で投了モードなデッキなのかもしれず。
V2も出て、もはやこれまで。

3本目、V2ファイターを落とす為に、掃討作戦とバイアランを入れるべきか否かで激しく悩む。
が、どちらにしてもRジャジャは落とせないし。と、結論。
ジャミトフ閣下のみ、お守りに投入。ヤザン隊長をOUT。

先攻でも止まれば同じ事である。
3Gで2ターンストップ。
すぐに追いかけ、4G並べて即、覇道2連発。
が、こちらの遅れた2ターン分が取り戻せるワケではなく。
ずるずると、負け。
何が敗因なのか、わからない。
いや、わからなくはないが、認めたくないのか、若さゆえの過ちというものを。
1回戦同様、ニガテなタイプのデッキでは決してないはずであり。
ヒドイ事故でもなく、ほんの少し引くのが遅かったり、相手が早かったり、それだけなのだが。
それだけでも、十分に負ける原因には成り得るのだというコトだけはわかった、
そんな、闇あ〜るであった。

■3回戦 VS赤単クロスボーン ○○

3回戦、対戦相手はKK君。
参加メンバーの8割がたが変わらないいつものメンバーなのだから、毎回同じ相手と当たるのも決して不思議ではないのだけれど。
それでも、毎回顔を見るのに今まで一度も当たった事のない方もいたりする。
KK君とは、このところ、よく当たる。
前回は黒茶ミラーマッチで闇あ〜るが敗北を喫している。

1本目、ジャンケン負け。久々の後攻。
こちら順調な回り。
KK君も2ターン目にGが止まるものの内部調査はセット済み。
こちら3T目、シンデレラ・フォウ、
手札は、骨ガンダム、骨ガンダム、G、コアファイター・・・?
何故、コアファイターが?
ティタガンを警戒しての事なのだろうか。
「あぁー!」とKK君。
久々に使うのでコアファイターを出しておくのを忘れた、との事。
なるほど、誰にでも凡ミスはあるのだな、と闇あ〜るは少し安心しながら、
コアファイターを落とす。
先に回れば負けないデッキである。
覇道で内部調査を割り、
Gが並んでようやく出てきた骨ガンダムを、待ち構えていたティタガンで割り。
無問題。

2本目、今度こそ掃討作戦でコアファイターを焼ける相手だろう、と。
抜くのは報道戦争。デレラのようにピンポイントで落とせない以上、失敗するとマルチプルを誘発させてしまうのではないか、
と考えた闇あ〜るは、やはりビビリすぎなのだろうか。
結局、掃討作戦は引けなかったものの、
相手の事故にも助けられ、再び先に回る事に成功。
後手に回るとどうしようもないが、先回りできればどうにか、
いや、まぁ先行逃げ切りパターンであれば、何とかなってしまうデッキなのだな、と痛感。

■4回戦 VS青中速 ○○

1本目、ジャンケン負け。後攻。
青中ならばどうにか。
具現化を覇道で、カミーユを誘爆で、前夜をデレラで落として勝ち。

2本目、無問題。
ほしい時にほしいカードが引けたら、まず負けはないだろう。
野心はエライ、と闇あ〜るは思った。

■■結果■■
2勝2敗(5-4) 7位。

昨年11月以来、闇あ〜るは3ヶ月間勲章から遠ざかっている。
7位と6位の差は、実際には僅かなものなのかもしれない。
しかし、闇あ〜るはその壁が越えられずにいる。
■■デッキ■■

【黒中 T-3.バージョン】

・UNIT (11枚)
U-71 ガブスレイ *2
U-77 ガンダム(ティターンズ仕様) *3
U-84 ガンダムTR-1[ヘイズル] *3
SP-29 ガンダムTR-1(ヘイズル最終形態) *1
U-93 ハンブラビ(ヤザン・ゲーブル機) *2

・CHARACTER (1枚)
CH-55 ヤザン・ゲーブル *1

・COMMAND (12枚)
C-7 報道された戦争 *3
C-22 黒い覇道 *3
C-30 シンデレラ・フォウ*3
C-Z19 狂乱の女戦士 *3

・OPERATION (6枚)
O-38 御しえぬ野心 *3
O-43 誘爆 *3

・GENERATION (20枚)
G-18 ティターンズ支持者*16
G-5 中立地区防衛部隊 *4

・SIDE BOARD
U-66 バイアラン*3
CH-36 ジャミトフ・ハイマン*1
C-27 ジオン掃討作戦 *3
O-42 武力による統制*3